アレルギー性鼻炎レーザー治療
当院では、平成7年以降施行してきた、内視鏡を使うレーザー治療を行っており、その効果は非常に良好です。
アレルギー性鼻炎でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
また、当院オリジナルの排煙システムを使用することにより、治療時の煙での不快感を減らし、患者さんからの好評を得ていることと同時に、当院の院長は神奈川県でのレーザー治療のパイオニアの一人として、今までに2500例以上のレーザー治療を行ってきました。そうした豊富な実績を背景に、安全で快適に、そして有効な治療を行っています。
アレルギー性鼻炎でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
睡眠時無呼吸症候群
小児の耳鼻科
小児の耳鼻咽喉科疾患について
子供のみみはなのどは、成長期のために成人とは少し違います。
当院院長は、神奈川県立こども医療センター出身でもあり、
小児耳鼻咽喉科治療に精通しており、またセンターとも連携しています。
横浜市学校保健会の理事でもあり、お子さんたちの適切な学校生活へのアドバイスを行なっています。
中耳炎
お子さんが耳鼻科を受診する大きな理由の一つが中耳炎です。
「中耳炎」とは、鼓膜の内側にある「中耳」と言うところに「炎症」が起る病気です。
中耳炎にはいくつかタイプがありますが、子供に起る中耳炎の2トップが「急性中耳炎」と「滲出性中耳炎」です。
急性中耳炎とは
お子さんが夜中に「耳が痛い!」と大泣きしてビックリ、困り果てるお母さん・お父さんは沢山います。そのほとんどが「急性中耳炎」です。
中耳に感染を起こして膿がたまり、炎症や中から鼓膜をギュウギュウ押すことによって痛みが出ます。
原因は鼻風邪・のど風邪から始まることがほとんど。集団保育の環境が遠因になります。冬場に保育園や幼稚園で風邪が遷延している時は中耳炎が起きやすい。お母さん・お父さんにとってせつない時期ですね。
治療は、飲み薬か鼓膜切開です。
鼓膜切開は体にメスを入れる治療になるので、当院ではまずお薬の治療、よくならない場合の次のステップとして鼓膜切開をお勧めすることが多いです。
今は抗生剤が良くなっており、鼻治療などとの組み合わせでほとんどの子供がお薬で治ります。
ただ初診で重症の場合は、初めから鼓膜切開をお勧めすることもあります。
滲出性中耳炎とは
中耳に膿ではなく浸出液が溜まる病気です。
痛みもかゆみもなく、周囲に気づかれにくいですが、ひどくなるとだんだん聞こえが悪くなります。呼びかけの返事が悪くなったり、テレビの音を大きく従ったら要注意。
難聴は治療で治ります。
幼児期に滲出性中耳炎が長引くと言語獲得に影響します。言葉の遅れが起こる可能性があるということです。これは一生引きずるものではないとも言われています。学童期に滲出性中耳炎が長引くと、成績の低下やコミュニケーション障害の原因になる可能性があります。
原因は、鼻の奥と中耳をつなぐ時間という管がふさがったり、働きが悪くなることでおきます。
つまり、鼻の具合が悪い子がなりやすい。集団保育の冬場、鼻風邪が多い時はなりやすく、特に鼻すすりをしている子がなりやすいです。
5歳くらいまでは鼻をかむのが下手で、鼻すすりをしてしまいがち。
お母さんお父さんが鼻かみを手伝ってあげて下さい。仕上げに鼻吸い器で吸ってあげるとなお良しです。
鼻の奥でのどちんこの裏側の見えない場所にある、アデノイドという肉の塊の肥大も犯人になります。内視鏡でしか見えない場所なので、滲出性中耳炎がひどい場合は検査確認します。扁桃腺が大きい子はアデノイドも大きい場合が多いので注意です。
治療はお薬と通院処置治療が基本です。鼻処置、ネブライザー、通気治療です。
2~3ヶ月の治療で改善不良の場合は、鼓膜切開をお勧めします。聞こえは劇的に良くなります。切開して開いた穴はほとんどの子が1ヶ月以内にふさがります。鼓膜切開をしてもまた滲出性中耳炎をぶり返す場合には、鼓膜にチューブを挿入する手術もあります。鼓膜切開の穴がふさがると滲出性中耳炎がぶり返す子は、チューブ挿入手術をお勧めします。
鼓膜切開・チューブ挿入手術共に、ほとんどのお子さんは当院で日帰り手術で行います。局所麻酔をしてから行うので痛みはほとんどありません。鼻風邪の少ない夏場は耳の状態も良くなるはずなので、夏場にも滲出性中耳炎が治らないお子さんは、切開やチューブを検討します。
当院で使うチューブは、自然に脱落することが少ないものを使用しています。なので挿入してから2年で取るのが前提です。
取るのも当院で麻酔をしてから行います。
急性中耳炎、滲出性中耳炎、共に10歳を境に起こりにくくなると言われています。特に滲出性中耳炎を繰り返すお子さんは、今はしんどいですが10歳を目標に頑張りましょう。
難治性滲出性中耳炎のばあい、真珠腫性中耳炎という厄介な中耳炎に進行する場合があります。そうした場合には専門病院をご紹介しています。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、何のアレルギーがどれくらいの強さであるのかの確認が大切です。敵を知れば治療のアドバイスができます。
確認のための検査は、血液検査で行います。
お子さんが嫌いな注射の検査なので、当院では基本的に年長さんの学年で行なっています。採血が頑張れる年齢になるのと、入学する小学校にアレルギーの情報提供をするためです。
もちろん子どもはみんな個人差があるので、採血が頑張れるようになるまで何年でものんびりお待ちします。
大人と同じように、アレルギー性鼻炎の治療は、基本3つあります。
① お薬の治療・飲み薬と点鼻薬の組み合わせ
② 免疫治療・舌下免疫療法で、ハウスダスト(ダニ)とスギ が可能です
③ 手術治療・レーザー治療、小学1年生からお引き受けします
レーザー治療の詳しく情報はこちら>>>
当院でのお鼻の治療について
当院のお子さんたちのお鼻のお掃除・鼻処置は、基本細い吸引管で行なっています。
お子さんたちにとって、耳鼻科の鼻のお掃除は、お母さんお父さんの子供の頃の歯医者さんの治療くらい恐怖と苦痛の時間です。
世の中の耳鼻科では、オリーブという丸いガラスの吸引管でお鼻のお掃除をしているところもあります。その方が痛くありません。
当院がお子さんたちに嫌われても、細い金属の吸引管でお鼻のお掃除をするのは、その方が中耳炎や鼻炎が確実に良くなるからです。
院長は小児専門病院を含め30年以上の診療経験から、お子さんたち早く良くなって通院がいらなくなるための工夫として、お鼻をしっかりお掃除するようにしています。
でも、どうしても細い吸引管でのお掃除が嫌なお子さんの場合は、言っていただければカラスの吸引管に変更しますので、そこは遠慮なくお申し出ください。
お母さん・お父さんへのお願いとして、おこさんが診察の時に動かないようにしっかり抱き抱えてあげてください。
お子さんは、お掃除の時に恐怖でつい動いてしまします。大きく動くと痛みや鼻血の原因になります。力を込めて抱きしめてあげてください。
診察が終わった後は、「よく頑張ったね!偉かったね!」と全力で褒めてあげてください。帰りに何かご褒美もあげて下さいね。
全てはお子さんが早く良くなるためですから。
補聴器無料貸し出し
補聴器は標準的なもので10万円以上する高価な機械です。
購入に健康保険は使えません。メガネのように自費での購入になります。
購入した後に合わなかったとがっかりすることがないように、当院では「無料での貸し出し」を行なっています。
聴力検査の結果から専門の担当者が合いそうな補聴器を選び、1~2週間ご自宅で使っていただきます。
その使用時での印象から適合を確認します。
その後は調整をしながらご自分にあっていると判断していただいて、購入の相談へと進んでいきます。
貸し出しは予約が必要になります。
詳しくはスタッフ、医師までお問い合わせください。