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レーザー治療、睡眠時無呼吸症候群

blog ナゴブロ 院長ブログ

ラ・シルフィード と ラ・ラ・ランド

2017/03/06

東京文化会館でパリ・オペラ座バレエ団の、ラ・シルフィードを観ました。ロマンチック・バレエの古典というのは、全く私のがらではありません笑。しかし最近、仕事で疲れた心への平穏には十分過ぎる、濃密で儚い美の空間でした。前半の田舎の結婚式の場面はフランスっぽい優雅さ(スカラ座のイタリアラテンとはちょっと違う感じ)。後半の森の中の妖精が生き絶える場面は本当に体重があるのかな、という身のこなし。おそるべしエトワールの表現力。これで揺れる自律神経に潤いが戻ったかな。次はお酒で疲れた肝臓の修復に励まなければ笑

疲れは女性の美容の敵ですが、おじさんの心にもゆっくりダメージが来ます。何か落ち着かない毎日。無駄にメランコリックになることがあります。
「ラ・ラ・ランド」を見ました。歴史的傑作です。そう感じるのは心が不安定だからなのか、自分の評価に少し自信がありません。
傷ついた自分を信じきれないエマ・ストーンが、最後のオーディションでパリの叔母さんの事を歌う神&エモーショナルなシーンでは、わかってるのにポロポロと涙が出てしまいました。
夢の途中の輝きと、セピアな過去の愛おしさ。男は過去を引きずり、女は現実を力強く生きる。そんなお約束の発想に縛られて、私の日々は忙しく過ぎて行きます。しかし男達が昔の彼女を想う様に、女性達も思い出してくれるものなのでしょうか。いや、知らない方がいいのか・・笑。

「ラ・ラ・ランド」あなたの心へのマッサージ。ぜひ映画館で(^-^)